ウェルネス媒体、10年以上の編集者生活で見えたもの
私は10年以上にわたり、ウェルネスやウェルビーイングを扱う雑誌・オンラインメディアの編集者として、数多くの専門家や医師の取材に立ち会ってきました。
フィジカルなアプローチだけじゃなく、メンタルヘルスやウェルビーイングもテーマにしてきましたが、心の健康と体の健康が切り離せないことを実感してきました。
また、私たちは日々の人間関係やお金の悩みにとらわれがちですが、「健康であること」は、それだけでとてつもなく素晴らしく幸せである、ということを忘れがちな人が多いと感じます。
命は有限です。体の状態が健やかであることは、心の問題を解決する土台であり、幸せや可能性を生みだす最大の資産です。
逃れられない人間の根本的な苦しみ
私には、30代で父親を亡くした経験があります。私にとって父はかけがえのない存在でした。その死に直面したとき、この世には「絶対に叶わないことがある」という、これまでに感じたことのない絶望を味わいました。
仏教には「四苦八苦」という言葉がありますが、老いや死は、人間にとって苦しみの根源です。もし、日々の実践で自分や大切な人の老いを少しでも遅らせることができれば、それは何物にも代えがたい価値がある。そう強く思うようになりました。

自分にとって正しい情報はどこにあるのか?
メディアの現場にいると、ウェルネスの知識が日々アップデートされるのを目の当たりにします。昨日まで正しいとされていたことが、明日には覆される。同じ医師でも立場的な見解から、全く正反対のことを言う。
「一体、何が本当に正しいのか?」
情報に翻弄される中で、私自身が最新の知見を考察し、学び直したい。そんな想いが、このブログを立ち上げるきっかけとなりました。
私自身は専門家でも医師でもないので、迷いもありました。
ただ、編集者であれば中立の客観的な考察ができること、一般的な目線で疑問に向き合えること、また学びの共有という趣旨であれば、一緒に学びたいという方がいるのではないかと考えるようになりました。
ここでは、欧米のエグゼクティブが実践する「Medicine 3.0(※1)」のような最先端の予防医療や長寿科学(Longevity)を扱います。
決して「若さに執着する」ためではありません。自分と、自分の大切な人が、最期まで自分らしく、健やかに生き切る戦略を立てるためです。
また、学びのアップデートの場になるので、過去に書いた記事を否定する可能性もあります。探求のプロセスに共感してくれる方がいたら、ぜひ一緒に学んでいけたらうれしいです。
(※1)Medicine 3.0(メディスン 3.0):従来の「病気になってから治す」医療(2.0)に対し、「病気になる20年以上前からデータに基づき、心身のパフォーマンスを最大化し続ける」という、欧米の富裕層やエグゼクティブが取り入れている最先端の予防医療戦略のこと。
本ブログで発信する内容は、信頼できる情報源に基づいた最新の知見を筆者が客観的に考察したものです。しかし、医学的エビデンスを完全に保証するものではなく、あくまで個人の見解を記したものです。
健康状態や体質には個人差があります。具体的な食事法や運動、サプリメントの摂取を取り入れる際は、必ず専門医にご相談の上、ご自身の責任において判断していただきますようお願い申し上げます。
